現在学生で、将来国際協力の世界で働きたいとお考えのあなた!もしくは、社会人で一旦大学(院)に入ってから国際協力の世界で働きたいとお考えのあなた!大学の学部選びって悩みますよね?
とりあえず学校の先生が勧めてくれるから、国際関係学部に進学でしょうか?それとも国際交流とか国際コミュニケーションとか、「国際」ってついた学部に入ればよいのでしょうか?実際、どんな進路がよいか分からなくて、悩んでいませんか?私も昔、すごく悩みました。
そこで、現在国際協力の現場で働いている私から、国際協力で働きたいあなたの進路選びに、少しアドバイスができたらと思ったので、現場から見てどんな進路が良いのか書いていきたいと思います!
そもそも「ここ!」って学部はあるの?
病院であれば主に医学系の学部を卒業した人が働いていますよね。工学系のメーカーであれば、工学系の学部を卒業した人、裁判所など司法業界なら法学系の学部を卒業した人がいっぱい働いていますよね。
同じように、国際協力の現場って国際協力系の学部を卒業した人がいっぱいいるのか?実はそうでもないんです。そもそも国際協力系の学部って数が少ないんです笑
国際コミュニケーションなどの学部は、その名のとおりコミュニケーションを専門としており、国際協力に直結している学部ではないのです。
国際政治経済学なども同じです。国際協力に関わる仕事に就けるかもしれませんが、就かない可能性も十分にあります。
一方で、国際開発学などの学部は、国際協力に近いといえます。ただし国際開発学の学部に進んでも、国際開発学の研究者などは募集が少なかったり、思い描いていた仕事とは結び付かなかったり、という可能性もあります。
国際協力の現場ってどんな人がいるの?
大切なのは、「どのような分野(関わり方)で貢献したいか」を具体的にイメージしながら進路を選ぶことです。従って、自分の勉強したい分野・好きな分野から国際協力に関われないか考えるのも、アリだと思います。あなたが思い浮かべる国際協力の現場の人々も、改めて考えてみると、実はその一つ当てはまったりしませんか?医者、子供のケアの専門家、道路の設計の専門家等々。
国際協力の現場では、専門家が求められるので、自分がどんな専門家になりたいのかを、何が向いているのか考えてみると良いでしょう。それぞれの専門家が、実際に国際協力の現場でどんなふうに活躍しているのか、このサイトでできる限り紹介していきますね。
もし、自分で色々調べてみたけれど、今すぐには決められない場合は、英語などの語学力を磨きつつ、教養学部への進学も考えてみてください。教養学部は、いろんな分野の勉強ができ、自分の向き不向きを知るきっかけになるからです。色々勉強したうえで、自分の中にコレ!というものが見つかってから専門性を磨いても遅くはないと思います。ちなみに、私自身は公共政策の専門柄、プロジェクトの分析や管理が主な仕事ですが、どんな分野であってもやってみるととてもやりがいがあります!
※学部別にキャリアパスを解説した記事はこちら。
【4分で分かる】国際協力業界で働くための学部選び ~学部別キャリアパス Part 1~
【4分で分かる】国際協力業界で働くための学部選び ~学部別キャリアパス Part 2~
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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