【中学生でもわかる!】JETRO(ジェトロ)ってなに?

2025年7月22日火曜日

JETRO 海外 国際関係論 国際協力

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「日本のモノを世界へ!世界の魅力を日本へ!」
そんな国際ビジネスの橋渡しをしているのが、JETRO(ジェトロ)です。

海外との貿易や投資をスムーズにするために、日本の企業や外国の企業をサポートする、いわば「国際ビジネスの応援団」。

1. JETROってどんな組織?

JETROは「Japan External Trade Organization(日本貿易振興機構)」の略です。
1958年に設立され、現在は経済産業省の外郭団体として働いています。

本部は東京にあり、世界約50か国にオフィスがあります。
日本企業が海外に進出したり、外国企業が日本に投資するのを助けたりしています。

2. どんな仕事をしているの?

JETROの主な仕事は、以下の5つです:

  • ① 日本企業の海外進出サポート
    → 貿易や工場の建設、展示会出展などをお手伝い。
  • ② 外国企業の日本誘致
    → 日本に工場やオフィスをつくりたい外国企業を支援。
  • ③ スタートアップ支援
    → 海外とつながるベンチャー企業を後押し。
  • ④ 地方創生・地域産品のPR
    → 日本各地の名産品を世界に紹介。
  • ⑤ 経済・ビジネス情報の発信
    → 海外の経済事情、日本の魅力などを調査・発信。

たとえば、JETROは福岡県のラーメン会社を海外展示会に連れて行ったり、外国企業に「日本はビジネスしやすい国です!」とプレゼンしたりします。

3. どんな人が働いているの?

JETROでは、英語を使った国際コミュニケーションができる人、経済や法律に詳しい人、デザインやPRが得意な人など、さまざまな人が活躍しています。

国内の大学を卒業して入る人もいれば、民間企業を経験してから入る人もいます。
海外勤務のチャンスもあるため、「世界で働きたい!」という人にはピッタリ。

4. JETROとSDGsのつながり

JETROはビジネス支援だけでなく、持続可能な社会(SDGs)の実現にも貢献しています。

  • 目標8「働きがいも経済成長も」
    → 地域の中小企業の販路開拓支援
  • 目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
    → スタートアップ支援や技術展示会
  • 目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
    → 各国政府や国連との連携

経済成長と社会のバランスを両立させながら、「人と人、国と国の架け橋」を目指しています。

5. どこでJETROの活動を見られる?

JETROの公式サイトには、地域支援事例、動画、展示会情報、調査レポートなどがたくさんあります。

6. 将来JETROで働くには?

将来JETROで働くには、次のような力があると良いと言われています:

  • 英語などの語学力(国際交流の基本!)
  • 経済・国際関係・法律・ビジネスの知識
  • 人と人をつなげるコミュニケーション力
  • 多様な価値観を受け入れる姿勢

高校・大学でビジネスや国際協力に関心を持ち、インターンに応募するのもおすすめ!

まとめ

JETROは、日本と世界のビジネスを結びつける団体です。
海外で勝負したい中小企業を応援したり、日本の魅力を外国に伝えたり、「経済の外交官」のような存在です。

将来、国際的な舞台で活躍したいと思っている中学生のみなさんにも、きっと身近な存在になるはずです。


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